就寝を介護するコツ

就寝を介護するコツ

介護に欠かせない『エアマット』の役割と活用方法

エアマットとは、空気を入れて膨らませるタイプのマットレスのことです。主に介護の現場で、床ずれや褥瘡の予防に使用されています。エアマットは、体を均等に支えることで圧力が一点に集中するのを防ぎ、血行不良による皮膚のトラブルを抑制します。 さらに、エアマットは自動交互加圧機能を備えたものも多くあります。これは、マットレス内部の空気圧を一定間隔で交互に変化させることで、体にかかる圧力を分散させる機能です。この機能により、血流が促され、床ずれや褥瘡の予防にさらに効果を発揮します。
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就寝前薬とは?効果と注意点

就寝前薬とは、睡眠導入を目的として就寝前に服用する薬のことです。不眠や睡眠障害の治療に使用され、睡眠の質を向上させ、入眠を早めて深い眠りを得るために用いられます。市販されているものには、抗ヒスタミン薬やベンゾジアゼピン系薬物などがあります。ただし、依存性や副作用を伴う場合があるため、医師の処方や指導のもとで使用することが重要です。
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中途覚醒とは?不眠の症状の一つを解説

-中途覚醒の定義って?- 中途覚醒とは、眠っている間に一度以上目が覚めてしまう睡眠障害の一種です。通常、約20分以内に再び眠りにつくことができますが、より長時間にわたって目が覚める場合もあり、この場合は本格的な中途覚醒とみなされます。中途覚醒は、単発的なものであっても、頻繁に発生する場合もあります。単発的な場合は、単なる睡眠の乱れとして問題はない場合が多いですが、頻繁に発生する場合は、睡眠不足や倦怠感などの症状を引き起こす可能性があります。
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レム睡眠とは?浅い眠りで夢をよく見る

レム睡眠とは、浅い睡眠の段階で、急速眼球運動(REM)が特徴的です。レム睡眠中は、脳波が覚醒時と同様に活発になり、体の筋肉は麻痺した状態になります。このため、夢を見ているとき、目が素早く動いているのが特徴です。レム睡眠は、学習や記憶の定着に重要な役割を果たしていると言われています。
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低温やけどとは?認知症や糖尿病に注意!

低温やけどとは、40~47℃程度の比較的低い温度に長時間さらされることで生じる火傷です。通常、やけどは熱湯や火などの高温によって引き起こされますが、低温やけどは温浴器や湯たんぽ、カイロなど、長時間にわたり皮膚に接触する熱源が原因となる場合がほとんどです。高齢者や認知症の方、糖尿病患者は低温やけどのリスクが高くなりますので、注意が必要です。
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ノンレム睡眠とは?介護で知っておきたい深い眠り

ノンレム睡眠とは、脳波が規則的でゆっくりした深い眠りの段階のことです。睡眠の中で、最も深く、目が覚めにくい状態です。この段階は、以下の4つの段階に細分化されます。 * 第1段階入眠直後、浅い眠り * 第2段階第1段階からより深い眠りへと移行 * 第3段階さらに深い眠り、覚醒が困難になる * 第4段階最も深い眠り、目覚めにくく、レム睡眠前に訪れる
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介護の用語『側臥位』について知ろう

側臥位とはどんな姿勢? 側臥位とは、横向きに寝た姿勢のことです。片側の側面に体重をかけて寝ており、上になる側の腕や脚は曲げて体に引き寄せて、下になる側の腕や脚は伸ばしています。この姿勢は、就寝時によく見られますが、怪我や病気によって、特定の部位にかかる圧力を軽減するために使用されることもあります。